Música para Despertar(目覚めの音楽) ・ 2019
名前も、日々の記憶も、多くを思い出せなくなっていた。 老人ホームで「白鳥の湖」が流れた瞬間、腕だけが振付を覚えていた。

名前も、日々の記憶も、多くを思い出せなくなっていた。 老人ホームで「白鳥の湖」が流れた瞬間、腕だけが振付を覚えていた。
📝 メモ
マルタ・シンタ・ゴンサレス・サルダーニャ。マドリード生まれの元バレエダンサーで、晩年はアルツハイマー病を患い、スペイン・バレンシアの介護施設で暮らしていた。2019年、車いすの彼女に「白鳥の湖」を聴かせると、自分から「音を大きく」と手で合図し、両腕が白鳥の振付をなぞり始めた。撮ったのは、音楽で認知症の人の暮らしを支えるスペインの団体「Música para Despertar(目覚めのための音楽)」。彼女は撮影から間もなく亡くなり、2020年11月に団体が公開した映像は世界中に広まった。
広まる途中で「ニューヨーク・シティ・バレエのプリマ」と紹介されたが、ガーディアン紙はこれを誤りと指摘している。途中に挟まる舞台の踊り手も本人ではなく、ウリヤーナ・ロパートキナが踊る『瀕死の白鳥』だという。
出典:The Guardian(2020年11月13日) / BBC News(2020年11月10日) / Música para Despertar(撮影元・YouTube) / Wikipedia(スペイン語)「Marta González Saldaña」




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