· 1977
「おとなしくしてなさい」と言われた少女が、マイクの前で大きく息を吸う。
📝 メモ
ポリー・スタイリンは1976年の夏、セックス・ピストルズのライブを観たすぐあとにこの曲を書いた。曲は「女の子はおとなしく見られていればいい、と考える人たちがいる」という静かな前置きで始まり、次の瞬間に題名の絶叫へ飛び込む。ボンデージと聞いて世間はSMの歌だと思ったが、本人は「解放の呼びかけ。消費のルールにも、自分の欲にも縛られない、ってこと」と語っている。芸名の「ポリスチレン(発泡スチロール)」も、使い捨て文化への皮肉だった。叫びにかぶさるサックスを吹いたローラ・ロジックは当時16歳。2021年、Rolling Stone誌の「史上最高の500曲」で120位に入った。
このページをシェア